2015→2016

皆様こんばんは◎
sumika片岡です。

激動の2015年も、もうあと数時間で終わりという事で、今年1年を振り返って、色々な事を思い出していました。
これは自分自身の備忘録でもあるので、綺麗な文章として書き出せない気がムンムンとしています。長々と書いてしまいましたが、お付き合い頂ければ幸いです。
(BGMはThe Emotionsで。しみるぜ。)

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2015年が始まって間もなく、sumikaは新メンバーの加入を発表しました。
小川貴之(通称おがりん)は、2014年の頭から約1年近く、sumikaのライブサポートをし続けてくれていた人物。

“サポート”してくれるメンバーという関わり方ではなく、”メンバー”という意識を持って、サポートをし続けてくれたおがりん。
彼の音楽的な力はもちろん、その深く関わろうとしてくれる姿勢に、何度も助けられた。

彼が当時組んでいたバンドが解散になるという話を聞いて、「ひょっとしたら、このまま音楽辞めちゃうんじゃないか。」なんて心配を勝手にして、
勝手に「こんな素敵な音楽家が音楽を辞めたらあかん。」と奮い立ち、横浜の飲み屋に呼び出して「メンバーになってくれ!」と熱心に口説いた。

幸いメンバーになってくれたから良かったけど、ちょっと前のめりすぎた好き好き感と、音楽辞めないって本人が言っているのに、心配し続けるおせっかい感に、鬱陶しがられていても、おかしくなかったんじゃないかな。と、今は思う。
…結果オーライ。笑。

かくして、sumikaは4人体制になって、パワーアップを遂げた。

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規模の大きな会場でのライブや、攻撃力強めな音楽家達との共演も増えて、比例して悩みも増えた。
大きな会場でも余す事なく、自分達が良いと思ったものを伝えきりたいし、音楽は勝ち負けじゃないのかもしれないけど、「負けたなあ…。」と思う日はやっぱり悔しかった。

その度にたくさん考えて、チームで散々話し合い、スタジオ練習を重ねて、日々「素敵な音楽とは?」という事と向き合った。

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そして、純度100%で素敵なものを、死に物狂いで削り出して、
【Vital Apartment.】という作品を完成させた。(超ヒイヒイでした)

ステージ上で、自分にスポットライトを当ててもらっている時、眩しくて後ろの方の客席は全く見えなくなる。
下手したら横のメンバーも見えない。自分の手元や足元ぐらいしか見えない。

同じように、大事なものを、大事と考えるのであれば、周りが見えなくなるぐらいに、
その一点だけにスポットライトを当てるべきなんじゃないかと思う。

現在を真剣に、全力で、考えていたら後先なんてきっと見えないものだと思う。
後先が見えてしまうのは、大事なものの辺りをボワーっとした弱々しい光で照らしているからであって。

発売して半年経った今聴いてみても「うん。後先考えてなくて、眩しいなあ。」と感じる作品。
間違いなかった。
嘘つきにならなくて良かった。

そしてこの作品の制作終了とほぼ同タイミングで、僕は倒れた。

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突然声が出なくなって、酷い頭痛が続いて、
色々な病院に行くものの、結局原因も分からないまま、ただただ時間だけが流れた。
酷い時はベットから出られなくなって、一日中なにも出来ない日も多かった。
人のプラスになる事はなんにも出来ないくせに、一丁前に涙だけは何人分も出てきて、
悔しくて、淋しくて、毎日絶望していた。

そんな中でもチームのみんなはずっと変わらなかった。

sumikaの屋根が吹き飛ばされないように、sumika[roof session]という名前で、東名阪ワンマンツアーを僕抜きの体制でやり抜いた。

イレギュラー中のイレギュラーだったのに、スタッフチームがアイデアを出し合って奮起してくれた。
遊びにきてくれた方は、ステージに向かってパワーを飛ばしてくれたし、
その場に行けなかった方々も手紙や、ネットの力を伝ってパワーを発信し続けてくれた。

メンバーをすごく信頼しているけど、この時ルーフセッションのツアーがもし大失敗に終わっていたら、
他のメンバーもスタッフも心が折れちゃっていたかもしれない。
それぐらい内情は過酷だった。

今でもsumikaがあるのは当たり前じゃない。
大袈裟に聞こえるかもしれないけど、僕にとっては奇跡。
sumikaを支えてくれている人の事、いつだって忘れられない。
いつでもど真ん中に感謝の気持ちがある。

こんな事がなければ気付けない僕は、ポンコツの出来損ないですが、
この気持ちを忘れないようにと、身を持って教えてくれた身体の不調に、
今では感謝すらしているんです。

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5月に始まった不調の原因が分かったのは真夏の時のこと。

ルーフセッションの活動に集中してほしかったから、なんだかんだ3ヶ月ぐらいは直接メンバーには会えず、
東名阪ワンマンが終わった頃に久々に会う事が出来た。

再会の日は片岡家で手巻き寿司パーティーを。
僕にとってsumikaメンバーは、
”各々が楽器を演奏出来るバンドメンバー”というより、
”気の合う仲間達”という言葉のほうが当てはまるみたい。

くだらない話も、音楽の話も、全てが特別で、
夏休みが終わって、9月頭に久々に学校で再会するような感覚にも少し似ていた。

またバンドが休止して色々な人を悲しませる事がないように。という気持ちはもちろん。
せっかく休止していたのだから、再開させる時には休む前よりもパワーアップしてやろうぜ。
という気持ちもあって、良い意味でチームの全員が焦らずに、復活に向かって確実に歩き出していった。

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スタジオワークを重ね、パワーアップして復活するイメージが出来てきた所で、
音楽家以外の気の合う仲間とも改めて、ものづくり。
刺激し合える仲間のライブに行って、やっぱりライブっていいなあ。みんなに会いたいなあと、恋しく感じていた。

ライブ会場の都合もあるから、年内のライブ復帰は無理かなと思っていたのだけど、
無理言って11/28に復活ライブをさせてもらえる事が決まった(eggmanチームには本当に感謝)
5/1のライブが最後だったから、約7ヶ月ぶりのライブだ。

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高校生の時からずっとバンドを組んでいて、こんなにライブの間隔が空くなんていう事は初めてだったから、
声出るかなあとか、ギター弾く時に手が震えないかなあとか、みんなの前で喋れるかなあとか、とかとかとかとか、
色々不安だったけど、SEが鳴ってステージに出て、フロアのみんなの顔を見て、後ろ向いてメンバーの顔を見たら、
2秒ぐらいでsumika片岡健太に戻れました。

果てしなく長く感じた7ヶ月を、2秒で回収してしまうなんて、
すごいねえ。
魔力だ。

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無事にライブを復帰を果たす事が出来て、仲間のツアーに呼んでもらったり、大型フェスに出演させて頂いたり、東名阪ワンマンリベンジツアーのチケットが即完したり、
(それに気をよくした最年長、荒井が主体となってsumikaを引っ張っていっている図。が撮れました)
今でも常に感謝の気持ちは尽きません。

昨日カウントダウンジャパンに出演していたSUPER BEAVERのぶーやんも言っていたけど、
正月だ、クリスマスだって、なにかの節目節目にならないと、人は感謝だの、振り返りだのってのが出来ないのかねえ。
365分の365日を今よりももっと大事にする事が出来たら、どれだけ毎日が変わるか。

変化する為に与えられた7ヶ月間。
その中で気付けたものはきっとこれからの人生で一生の財産になると思います。

2016年は365日の中で、何回幸せを感じて、笑ったり、喜んだり出来るだろうか。
自分が大事だと思う人に、何回温かい気持ちになってもらえるだろう。

日々、生きてゆく事を
“生存”ではなく”生活”に。

生きながらにして、活きる自分に。
生かして、活かせる自分に。

変えてゆけるように、今日も明日も、
笑いながら歩いてゆきます。

音楽的な表現の幅を広げる為にも、感謝を表現する為にも、
来年はsumikaも、sumika[camp session]も、片岡健太ソロとしても、精力的に活動していきます。
音楽家以外との制作活動も注力していきます。
色々な角度から我々の音楽を感じてもらえますように。
ワクワクすることならなんでもいいんだ。
いっちょやるぞう。

2015年も本当にありがとうございました!
2016年もsumikaをどうぞよろしくお願いします!

「信じた光」

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ー2015年11月28日 sumika復活ー
文字にすればたったの一行。
ここに至る迄の時間、約7ヶ月。

無事にステージに復帰した今だから話せることですが、

休養したての頃は、自分の身体に何が起きているか分からなくて、毎分毎秒、不安だった。
止まったら死ぬと思い込み、回遊魚のような生き方をしていた自分にとって【なにもしない1日】というのは、たまらない程に長かった。
不甲斐なくて、悔しくて、毎晩泣いた。

泣き疲れて、我に返って、
【なにもしない1日】の中で、自分が行なった行動が唯一【泣く】のみだった事が更に悔しくて、気付いたら、また泣いていた。

そんな中でもsumikaチームの皆が僕にかけてくれる言葉はずっと変わらなかった。
「声や体調が戻らなくても、どんなペースでもいいから、また音楽やろう」と。

すごいなあと思った。誇らしかった。
この人達とチームを作って、信じて、間違いなかったと思った。

フロアで待っていてくれる皆も
「いくらでも待ちます。いつものように楽しく、笑って、幸せに音楽を出来るように、今度は私達がsumikaを守ります」と。

病人に向かって、追い打ちをかけるような事は言わないだろう。
そりゃあ、そうかもしれない。
だけど娯楽に溢れたこの時代に、7ヶ月の間、絶え間なくそんな言葉を、一音楽団にかけ続ける事が出来るんだろうか。
移り気な僕には、出来る自信がない。

匿名でなんでも好き勝手言える時代に、皆が自分の言葉を持って発言をして、励まし続けてくれた。
これは決して当たり前な事じゃない。

ある晩、ベッドの中で【信用】と【信頼】について考えた。

【信用】は、銀行のように、担保を条件にお金を貸す。というような、条件付きで人を信じること。
【信頼】は、見返りを求めず、無条件で相手を信じること。

【信じる】という言葉だけではなくて、その先になにが付くのか。

色々切り分けていった結果、【信用】だけで良い人も沢山いた。
信頼しようとすると逆に傷つくような人も。

だからこそ、今のsumikaを作っているものはまぎれもなく【信頼】なんだという事が分かった。
最悪、人を殺してしまったとしても、僕はこの人達の言う事を信じてしまうと思ったから。

こんな事を朝まで考えて、夜が明けた日に、期せずして僕の身体の不調原因は判明したのだから、
人生というのは不思議なものだ。

絶望の闇の中でも、迷わず正しく戻って来れたのは、
我が家に【信頼】という灯がともっていたおかげ。
戻る場所が分かりやすいようにと、煙突から煙を上げ続けてくれたおかげ。

7ヶ月かけて学んだ事を、これから音に変えて伝えていきたいと思います。
そして今度は僕が、そんな光を放つ、住処になりたい。
目をつぶっていても感じられるような、温かい居場所になりたい。

第二章も、とびきり笑って、楽しんで、
時々泣いたり、悩んだりしながら、共に生きていきたいです。

色々な場所に出向いたり、新しい作品も生まれたりと、
嬉しいニュースは続々と続きますので、どうかお楽しみに◎

sumika第一章をハッピーエンドにしてくれて、本当にありがとうございました。
第二章は引き続き、超ハッピーな所からのスタート。

お迎え出来る日を、心から楽しみにしております。

sumika
片岡健太

「Re:Birth」 Tour 決定!!—

▶︎3月9日(水)愛知県 名古屋 APOLLO BASE ※ワンマンライブ
OPEN/START 18:30/19:00
TICKET ¥3,000-
チケット先行抽選受付(2015.12.7(月)14:00~2015.12.13(日)23:59)

▶︎3月10日(木)大阪府 福島 LIVE SQUARE 2nd LINE ※ワンマンライブ
OPEN/START 18:30/19:00
TICKET ¥3,000-
チケット先行抽選受付(2015.12.7(月)14:00~2015.12.13(日)23:59)

▶︎3月16日(水)東京都 恵比寿 LIQUID ROOM ※ワンマンライブ
OPEN/START 18:00/19:00
TICKET ¥3,000-
チケット先行抽選受付(2015.11.28(土) 14:00 ~ 2015.12.6(日) 23:59)

http://www.getticket.jp/g?t=vtsxgqv
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「sumika第二章の一歩目は」

皆様おはこんばんちは。復活ホヤホヤ、ニュー片岡です。

先日sumikaの復活が発表になりまして、あの時は
「片岡、元気になったってよ。」という事だけでも、一刻も早く皆様に伝えよう。

という状態で、正直なにも決まっていなかったのですが、

sumikaの復活を心から喜んでくれて、そこから色々な提案をして下さったり、全力で協力してくれる方々がすごい勢いで集まってくれて、これぞ音速!というスピードで色々な事が決まりました。

まず一つ目はビデオレター制作。

声も、音も、お久しぶりです。
思いが溢れ過ぎて、うっかり超大作になっちゃいましたが、どうかお付き合いを。
こう見ると俺達超仲良しだな。笑。

日本全国、分け隔てなく、sumika第二章の一歩目を見て頂く為にはどうしたらいいのかとチームで考えた結果、
「今こそネットのお力を分けて頂くべえよ」
という事になりました。

しかしそこは ”ITポンコツ” との呼び声高きsumikaズ。
メンバーだけでは、到底なにも出来ません。
(Twitterでうっかり自宅の住所晒しそうになっちゃうんだから)

路頭に迷った子猫(我々)にスッと手を差し伸べてくれたのは、ソライアオの木部ちゃん(もうそろそろ小田原の知事になるんじゃないかなって思ってる)、小田原姿麗人のPAコンチ(エビが大好き)でした。

様々な都合上で、鬼のような締め切りを叩きつけたのですが、2人が馬車馬の如く頑張ってくれまして、実にsumikaらしい、素敵なビデオレターが完成しました。
本当に有り難い。
2人が困ったらsumikaも絶対力になるんだ。
約束しよう。

そいでもってもう一つのニュース!
11/28(土) に復活ライブが決りましたぞ!
しかもチケット代は無料。
渋谷eggman、懐深いぜ。
もう愛を込めて会場を舐めまわすしかないしか。

↓詳細はこちら↓
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11/28(土)
渋谷eggman
「sumika復活フリーワンマンライブ」

OPEN 11:30
START 12:00
TICKET 無料((入場時Drink代500円が別途必要になります。)
お問い合わせ mail@sumika.info (sumika inc.) 03-3496-1785(eggman)

↓チケット予約はコチラ↓
WEB予約
申し込み期間 2015/10/22(木)~10/28(水) 18:00締め切り
※定数以上の申し込みを頂いた場合、抽選とさせて頂きますので、予めご了承ください
※先着順ではなく「抽選」となりますので、併せてご了承ください。
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めでたいなあ。

ようやっと皆様にお会い出来ます。
嬉し身。

土曜日の昼という事で、なかなかスケジュールが空けづらい事もあるかと思いますが、そこは持ち前の明るさでカバー。という事でよろしくお願いします◎ (時に強引)

「1人で来るのが不安だ」という方も、会場を出る頃には、そんな事で悩んでいたのがアホらしかったなあと思える日にしますね。
安心して下さい。
履いていますから。

思い返せば、僕とドラムの荒井トモの出会いもライブハウスだった。
あの日がなかったら今も他人なのかと思うとなんだか不思議な気持ち。
11/28が良い出会いの日になってくれたらハッピーです。
勢いで一緒にバンド組んじゃえばいいのに。
結婚しちゃえばいいのに。
フォッフォッフォ。

そしてこの復活の日を皮切りに、音楽業界に風穴を開けるべく張り切って各所に出陣しますので、11/28は距離的な都合で来れないという方々にも、直接sumikaの音楽を聴いて頂ける機会を積極的に作っていきます。
その日もどうかお楽しみに!

というわけで「sumika第二章の一歩目は」なんてタイトルを付けておきながら二歩分のニュース発表でした。

楽しい事を日々考えておりますからね。
これから発表されていく大事なお知らせ達もどうかお楽しみに。
嬉しい事、テンションのあがる事ばかりですよ。

皆もなにかを作ったり、相談があったら持ちかけておくれ。
しんどい事があったら頼っておくれ。
力になりたいし、刺激になりたい。

改めてチームsumikaをよろしくお願いします。
Nikki書くのが楽しいので、またひょっこり更新します。
うへへ。ひょっこり。

sumika
片岡健太

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「復活の狼煙」

本当に長い間ご心配をお掛けして申し訳ありませんでした。
sumika vo.gt 片岡健太です。

僕だったら「体調不良って結局なんだったの?(モヤモヤ)」と思うので、この場を借りて今迄の経緯をお話させて頂けたらと思います。

5月頭に始まった喉の不調に加え、激しい頭痛や目眩などの症状があり、歌が歌えない状態が続いておりました。

様々な病院に行って、レントゲンやCT、採血検査をするもののこれといった原因も見つからず。
色々な薬を飲んでみるものの効果は現れず。
正直八方塞がりでした。

そんな中で医師から "医療整体" という存在を教えて頂いて「ん?整体?」と思いつつも、藁にも縋る思いで駆け込みました。

医療整体の医師の方に身体を診て頂いて開口一番
「あなたは私が診てきた患者さんの中で一番首が悪いです」
と言われました。

「え、、首?」
と最初は思ったものの、もうここしか頼れないからお願いしようと思い、集中的に施術して頂く事に。

施術終了。
「あれ、、頭痛が和らいでいる。。」
症状について詳しい説明を受けながら、僕の今までの人生と照らし合わせてみると合点がいきました。

・長年歌っている事が原因で首の後ろの部分(頸部)が凝り固まり、脳にいくはずの血流が妨げられている。
・ギターを担いでいる事によって左肩が極端に下がっていて、それに伴って背骨も歪んでいる。

いずれも長い年月をかけて損傷してきた箇所なので、身体が歪んでいる状態を
 "正常" と脳は判断してしまうようで、整体で本当の意味で ”正常” に戻しても、すぐにまた歪んでいる状態になってしまうとのこと。

時間が掛かってしまいましたが、間隔を空けずに定期的に施術をして頂く事で、
現在は本当の意味で "正常" に身体を戻す事が出来ました。

頭痛や目眩はもうありません。声も戻ってきています。

今後も声帯だけが楽器ではなく、身体が楽器。
という意識で常にメンテナンスを続けていきます。

原因が判明していない不安定な状態で、無責任な経過報告をする事はどうしても
出来ず、報告がここまで遅くなってしまって申し訳ありませんでした。

ここに至る迄に沢山の人に支えられてきました。

最高のメンバー、スタッフで構成されたsumikaチーム。
ご迷惑を掛けているにも関わらず、常に心配し気遣ってくれたバンドの仲間や、
関係者の皆様。
音楽とか関係なく元気が出ちゃうような作品をバンバン送りつけてきたクリエイターの仲間。
僕の家族。
そして復帰を信じ続けて待っていてくれたファンの皆様。

休養していた時間の中で、全ての人への愛が増しました。
増し増しすぎて、溢れて、何度も家で泣きました。
「ふっかつのじゅもん」がこんな形で返ってくるなんて思っていなかった。

もう、倍返しです。

僕達は新たな最強装備を手に入れて着々と準備をしているんだよ。
「Vital Apartment.」という新作をライブでぶっかます為にも。
そこから先じいちゃんになるまでみんなのsumikaであり続ける為にも。

昔読んだ本に「言語3割、非言語7割で人間は理解する」という事が書いてありました。
ここまで支えてくれた全ての方々に心からの感謝がしたい。
大事に使いたい3割と、嘘偽りないの7割を持って、ステージで待っています。

sumika第二章、始めます。
改めてこれからもよろしくお願いします!


sumika
片岡 健太

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