SALLY

6月から始まった『アンサーパレード』リリースツアーが、ついに昨日の川崎CLUB CITTA’ 公演をもって、終了しました。

 

今回のツアーの事に関して、延々と書いてみたのですが、なんだか言葉にしてしまうと、少し嘘になる気がしたので(ボキャブラリーが足りないだけという弱音含む)、やめました。

ご覧頂いている、このNikkiの第一回目にも書かせて頂きましたが、人間の脳は言語3割、非言語7割で理解をしているらしい。

この事に関しては諸説あるらしいが、アンサーパレードツアーをまわって、やっぱりそうなんじゃないかなって、改めて思います。

 

噓偽りのない気持ちを持って、-Answer-と-Parade-をまわり、その2つのツアーで分かった事を、ファイナルの-Answer Parade- でお伝え出来た事。

それが全てです。

 

とても嬉しい事に、今回のツアーは全公演がチケットソールドアウト。

ライブ会場に来たくても来れなかった方がたくさんいるという状況の中で、このような文章を書くのは、少し乱暴かなと思ったのですが、それらしい言葉を並べて嘘をつくよりも、正直になった方がよかろうもん!

という事で、このようなインをしております。

どうも、片岡です。

 

僕の文章能力が足りない分は、我がsumikaチームが誇る、スーパーカメラマン。

後藤壮太郎くん(ゴトソー)が撮影してくれた、昨日のライブ写真が代弁してくれているはずなので、その写真達の一部をドン!

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そう。これが全て。

ココロとカラダ、にんげんのぜんぶ。

(名フレーズ、拝借しまーす!)

 

我々は音楽家。

自分の心の中にあるものに一番近い形で、外に書き出せるのが、我々にとっては音楽なだけであって、話すのが得意な人、文章にするのが得意な人、別の手段で書き出すのが得意な人、それは人それぞれで良いと思います。

それが良いとか、あれが駄目とか、そういう事は一切無くて、

音楽で表現しているから格好良いという事もないです。

 

むしろ、考えている事を音楽に変えてから伝えるというのは、すごく手間な気がするし、出来ることであれば、思っている事をすぐに言葉にして、すぐに人に話せたら、早いのになあと思ったりもします。

 

生きている中で “これだけは” と思える事なんて、きっと5%ぐらいかもしれない。

あとはだいたい適当です。(僕は)

なんでもかんでもこだわっていると疲れてしまうから。

 

だけどせめて、大事な事ぐらいは、なるべく心に近い形で表現をする事が、誠意なのかなと思っています。

伝えたい相手が、大切な人であればなおさらです。

そういった気持ちぐらいは、面倒でも妥協せず、丁寧に伝えたいのです。

 

今回『アンサーパレード』という作品を作り、ツアーをまわって、
改めて “音楽が持っている力” に触れる事が出来ました。

「たった一度の音楽体験が、一生を変えるかもしれない」
そう思わせてくれたのは、メンバーであり、ゲストメンバーであり、スタッフであり、自分達に刺激を与え続けてくれるアーティスト仲間であり、そしてsumikaの音楽に出会ってくれた、あなたのおかげです。

この目の前で起こった奇跡のような出来事は、僕の大切な5%であり、”これだけは” です。

 

忘れたくないこの感情を、音楽家らしく、音楽に書き出して、伝えたくなりました。

『SALLY e.p』

という名前をつけた、この作品は、街が寒くなってきたなあという頃に、皆様に届けられるかと思います。

解けない魔法を、かけ続けたい。

 

そして、

この作品を携え、全国ワンマンライブツアーにも行かせて頂きます。

今回も、前回のツアーと同様、なるべくであれば、sumikaのライブに来たいと思って下さった全員の方が来れるように、前回よりも更に大きい規模の会場を選ばせて頂きました。

チケットが定価で買えないなんて、嫌だし。(NO 高額転売)

せっかくここまで大事にしてきた、5%なのに、我々と皆さんの間に、邪なものは入れたくないです。

 

誤解を恐れず言うならば、そういった事が問題で、争いが起きてしまうのであれば、もういっそのことチケット売り切れなくてもいいからチャレンジしよう。

というのが、今のsumikaの答えです。

 

もちろん会場規模が大きくなれば、やれる事も増えます。

ゲストメンバーを全箇所連れていくことが出来るし、スタッフチームを更に強力に出来る事によって、皆さんにもっと良い環境で、sumikaの音楽を感じて頂けるようになると思います。

 

「会場規模が大きくなったから、距離感を感じるようになった」

という気持ちも、すごく分かります。

 

ただ我々のワンマンライブに来て下さった方は分かって頂けるかなと思いますが、距離感はきっと近いはずですから。

そういうライブをするバンドだと思っています。(すごく勝手に)

 

あとは、物理的に距離感を縮めたり、対話する時間を多く設けるようなイベントなども組んでいきます。

 

誰も置いていかないチームで在りたい。

皆さんが、我々の側に居たいと思ってくれるうちは、いつまででも側にいられる環境を、sumikaは試行錯誤しながら、作っていきます。

 

 

正しく悩んで、

ありのままの歩幅で、

歩んでいきたいと思います。

 

改めて、sumikaをよろしくお願いします。

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sumika NEW e.p 『SALLY e.p』

発売日:2016年12月7日(水)

品番:NOID-0015

価格:未定

収録曲:後日発表

※お楽しみは少しずつお伝えしますね。

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おし、

それでは、

魔法の修行へと行って参ります。

(レコーディングです)

 

にんにん。

(もうめちゃくちゃ)

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RALLY

夏は終わってしまったのか?

最近、セミさん達の鳴き声が聞こえなくなったぞ。

半袖のシャツでは、ちょっくら肌寒い日も、ちらほら。

 

僕は夏が好きだから、寂しいよ。

夏にやりたかった事、全然出来ていないのに。

早くまた帰ってきてね。

 

Nikkiの方では、お久しぶり。

どうも。

片岡です◎

 

「アンサーパレード」リリースツアーも、残す所はファイナルのみ。

全箇所、本当に楽しかったし、

音楽家として、たくさん吸収させてもらいました。

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これは共演してくれたSUPER BEAVER、イトヲカシ、Czecho No Republic、FINLANDS、フレデリックのメンバーだけではなく、携わってくれたスタッフチームの皆様や、フロアで待っていてくれた、あなたのおかげです。

 

この旅の中で、音楽を鳴らしながら、呼吸をするように、吸っては、吐いてを繰り返して、現在のsumikaは、とても良い状態です。

吸い過ぎも、吐き過ぎもよくない。

呼吸がうまくいくと、なにもかもが、すごく良い。

 

「一体なにが良いのさ」と、ツッコまれてしまうと、うまく言語化出来ないけれど

すごく良いんです。

(なんだか怪しいもの売っている人みたい)

 

ツアーファイナルが、今から本当に楽しみだよ。

この日にしか出来ない事、伝えられない事も、たくさんあるし。

前日、眠れるかなあ。

遠足前の、子供のようになってしまいそうで、いささか心配であるぞなまし。

 

 

そして、、

 

リリースツアーのファイナルに向けての話も加熱する中、

 

「アンサーパレード」のCDリリースから約4ヶ月経過したのとかもおかまいなしに、

 

8月にsumikaの流通音源の全楽曲をiTunes配信したのとかもふまえつつ、

 

 

……「アンサーパレード」のアナログ盤を発売する事になりました。(ドーン)

 

 

「ん?アナログ盤ってなに?」という方は、こちらを参照。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89

 

レコードですね。

今回は収録時間の問題で、LPサイズというもので制作させて頂きました。

 

大変光栄な事に、数千、数万人の方の前でライブをさせて頂く機会も出てきて、

ライブ会場の物販コーナーも、今は信頼するスタッフに全て任せ、

お手紙やSNSの返信なども、全員には出来ない状態です。

 

ライブに関しては1人でも、100人でも、1000人でも、10000人でも、僕らがやる事は変わらない。なにも変わっていないんだけどね。

物販コーナーにメンバーが出ていくと、メンバー全員お喋りなものだから、全員と話していたら、確実に朝を迎えてしまう。

手紙を下さったり、ネットを使って皆さんの言葉を頂けるのはとても嬉しいのだけど、これも全てに返信していると、スタジオで練習したり、曲を作ったりする時間がなくなってしまう。

(誰かはYESで、誰かはNOみたいな線引きが、とても苦手なチームなので、なんとも不器用でごめんなさい)

 

なんていうことを考えていくと、音楽を通して頂いたものは、音楽でしか返せないんじゃないかという結論になるんですよ。

 

個人的には、貸しっぱなしは一向に構わないのですが、

借りっ放しは、苦手なんです。

(どちらかしか選べないのなら、貸して終わりたい)

 

もらっているのだから、返したい。

 

出来ることであれば、誤解のないように。

自分達の音楽や、自分の言葉を、

嘘偽りのない、自分達の温度で。

 

ライブ会場の規模が変わったり、sumikaの音楽を応援してくれる人々が増えたり、スタッフが増えたり、そういった事で、距離感を感じてしまう事はどうしてもある事だと思います。

 

だからこそ、誤解のないように。

(大事な事は二度言う)

 

「僕らはこんな人達です」っていう事を、伝える相手によって、コロコロと変えられる程、器用じゃない。

どの角度から見られたって、根っこはただの音楽好きのあんちゃんです。

 

sumikaの音楽の温度感が、CDとはまた違ったように聴こえる、レコードというものに、自分達の音楽を収録し、CDの何倍もある大きさにアートワークを施し、

皆さんにお渡しするのが、誠実なんじゃないかっていうのが、今回の考えです。

(レコードというもの自体の素晴らしさの云云を書いてみたのですが、自分よりもよっぽど上手く表現して下さっている方が、この世にはたくさんいらっしゃるので、尊敬の念を持って、そこは割愛します)

 

CDを買って下さった方がいて、

ライブに足を運んで下さる方がいて、

sumikaのグッズを手に取って下さる方がいて、

 

成り立つ贅沢だと思っています。

 

iTunesで配信したのは、手に取り易い環境を拡大する為。

10/15に片岡ソロでワンマンライブをやらせて頂くのは、物理的に距離感を縮めて、温度感を伝える為。

 

ひとつひとつ、皆様から頂いたものを、音楽を通して、

更に良いもの(だと信じています)にして、返す。

 

先程も言いましたが、どちらかと言えば貸しっぱなしで終わりたいのに、

返してくれるものだから、ラリーが終わらないんです。

 

幸せな事です。

人生で今が一番幸せなんじゃないかって、最近ずっと思っている。

噛み締めないと。

 

前から思ってたけど、もうこれ日記じゃないじゃんって思うんですよね。

けど、いいんだ。

Nikkiだし。

(imi shin!)

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