2014.09.23[TUE] 東京都 渋谷clubasia
sumika presents

sumika familia 2014

開場/開演 14時30分/15時00分
料   金 ¥3,000-

出   演
[ステージアクト]sumika/sumika[camp session/ラックライフ/KIDS/屋根の上のルーニー/
KUDANZ/竹澤 汀(Goose house)/DOACOCK/NIKIIE
[フロアアクト]たっくんコドナの落書き(詩人)/横田瑞貴-mzk-(絵描き/イラストレーター)/
阿久津ゆりえ(女優)/ひらのあすみ(絵本作家/イラストレーター)/ナカニシケンタ(フォトグラファー)/
Otto albero(FOOD)/LOOP&LOOP(SWEETS)/Ima Booth

Photo by ナカニシケンタ

2013.12.17[TUE] 東京都 club asia
sumika presents

sumika familia 2013

開場/開演 18時00分/18時30分
料   金 ¥2,300-

出   演
[ステージアクト]sumika/イトヲカシ/from a novel
[フロアアクト]GENTA-BASE(VJ)/MUGEN JUGEM(映像+音楽)/横田瑞貴-mzk- (LIVEPAINT)/たっくんコドナの落書き(LIVEPAINT)/otto albero(フード販売)/LOOP&LOOP 長崎由貴(スイーツ販売)


片岡健太 Facebookより転載
たくさん、たくさんのものを吸い込んできました。

sumikaとしての『sumika familia』は始めてだったけど
今迄のsumikaの中で、1、2を争う程の充実感。

2年間もfamiliaを開催出来ていなくて
悔しい気持ちもあったけど

この日の為の、出会いであり、試練であり
涙だったんだと、思える1日でした。

なにか憑依してるんじゃなかろうか。
という程の神懸かり的なパフォーマンスを全出演者が連発。
立ったわ。鳥肌が。

新企画Ima Boothではたくさんのイマを納めさせてもらったので
次回のsumika familiaから展示をしていきたいと思っています。

もうひとつの新企画Dress Farmでは、
たっくんコドナの落書き「住 is LOVE」が6,000円
横田瑞貴-mzk-の『忘れな星』が10,000円
の価値を付けて頂きました。

本当に嬉しい事。
値段がとかそういう事以上に、みんなが必死になって
価値を考えてくれていた事が嬉しかった。

やっと繋がった。

ライブ中のMCでも少し話をしたけど

僕の通っていた高校は、普通科とは別に
デザイン科、美術科、調理科なんかがあるような
少し変わった高校でした。

卒業後は美大に行って絵を書く人も居れば
写真の学校や、服飾の学校に行ったり
専門的な勉強をする人が多くて
サラリーマン志望の人が周りにはあまり居なかった

高校を卒業する時は
『大きくなって現場で会おうなー!』

なんて言って、大手を振って別れたものの

3年間燃え続けた情熱は
5年経つと燃やすモノがなくなって黒くなって煙を上げていて

いざ再会したら相手は別の仕事をしていたり
夢を諦めて田舎に引っ込んだ。
なんていう人がたくさん居た。
…っていうかほとんどだった。

勝手に夢を託され
どんどんと重たくなっていく背中。

勝手だなあと思うけれど
その重さは、自分にとって生き甲斐のひとつになっていて
『お前らがやれなかった分、俺が100倍攻めてやらあ』

という気持ちにさせてくれます。

たくさんのタスキを掛けながら必死に前だけ向いて歩いた

何日も、何日も。
何週間も、何年も。

色々なものを失った
たくさんの小さな幸せも見逃した

それでもずっとずっと歩いた。

少し立ち止まって、ふと横を見た時に気付いた。

同じようにタスキをかけて、ボロボロになった靴を履いた仲間も
他の人と比べたらまだまだ綺麗な靴だけどすごく良い表情をしている人も

ちゃんと道を歩いていた。

音楽をやっている人
映像をやっている人
写真をやっている人
服を作っている人
食べ物を作っている人
文字を書いている人
絵を描いている人

嬉しかったのは
ひとつの道を閉ざして、新しい道を進み始めた

毎月の営業成績に追われながらも必死こいている人
年下の生徒との接し方に悩みながらも、どうにか気持ちを伝えようとしている人
ちょっと無理をしてでも自分の事務所を立ち上げて、日々汗を流している人

そんな仲間も、横を見たらちゃんと歩いていた。という事

一回諦めたら終わりじゃない。
道を歩いていればかならずどこかで
交われる。

人生において ”絶対” なんていうものはないと言うけれど
これは僕にとって数少ない絶対。

絶対に交わる時がくる。

そんな交差点でする話は面白くて
刺激的で

sumika familiaはそんな交差点に
1日だけ現れる移動式の大きな家なんだと思う。

ご褒美のような時間を味わって、
また話したい。交わりたい。
という気持ちが芽生えて
出口ドアを出てからの足取りを軽くする。

幸せすぎる家でもらったものを
いっぱいに吸い込んで
またいっちょ歩き出します。

ありがとうみんな。

ありがとう
sumika familia 2013

次は僕達と同じステージで会いましょう。
なにしますか!

sumika
片岡 健太